
ホームページ制作というと、「どんなデザインにするか」「何ページ作るか」「どんな文章を書くか」といったことを考えることが多いと思います。
もちろん、これらは大切です。
しかし、ホームページで成果を出していくためには、ひとつひとつのページを作るだけではなく、それぞれのコンテンツをどうつなげるかという視点が重要です。
たとえば、
などが、それぞれバラバラに存在しているだけでは、ホームページ全体として十分に機能しないことがあります。
大切なのは、どのコンテンツが入口になり、どのページで理解を深め、どこで問い合わせにつなげるのかを設計することです。
本記事では、ホームページ制作における「コンテンツ設計」とは何か、サービスページ・ブログ・FAQをどうつなげるのか、そして公開後にどのように育てていくのかについて解説します。
コンテンツ設計とは、単純に文章を書くことではありません。
ホームページ全体の中で、
を考えながら、必要な情報を配置していくことです。
たとえば、ホームページ制作会社のサイトであれば、「ホームページ制作」というサービスページだけを用意して終わりではありません。
ユーザーは、「制作費はいくら?」「どんな流れで進む?」「制作会社はどう選べばいい?」「リニューアルした方がいい?」「SEOも必要?」など、さまざまな疑問を持っています。
こうした検索意図や疑問に対して、ブログやFAQなどで情報を補い、最終的にサービスページへつなげる。
これがコンテンツ設計の基本的な考え方です。
ホームページのコンテンツを考えるとき、まず整理したいのが、サービスページとブログの役割の違いです。
サービスページは、
を伝えるページです。
つまり、「この会社に相談する理由を伝えるページ」と言えます。
一方、ブログはユーザーが抱えている疑問や課題に答える役割があります。
たとえば、
などです。
ブログを通じてユーザーの疑問に答え、その先にサービスページがあることで、情報収集から相談までの流れをつくることができます。
ブログ運用でよくあるのが、「とりあえず毎月記事を増やす」という考え方です。
記事を継続的に増やすこと自体は悪くありません。
しかし、記事ごとの役割が整理されていないと、
といった状態になることがあります。
そのため、記事を作る前に、「このブログは、どんな検索意図に答えるのか」を決めることが重要です。
たとえば、
「神奈川県でホームページ制作会社を選ぶなら?」
「ホームページ制作の費用相場は?」
「ホームページ制作を依頼する流れとは?」
「ホームページリニューアルで失敗しない進め方」
というように、検索意図ごとに役割を分けます。
こうすることで、それぞれの記事が別の入口として機能するようになります。
ひとつの記事を公開しただけでは、その記事はひとつの「点」です。
しかし、関連するページ同士を内部リンクでつなぐことで、「線」になります。
たとえば、「ホームページ制作費用」の記事を読んだユーザーに、
へのリンクを用意します。
すると、ユーザーは自分の疑問に合わせて、さらに情報を読み進めることができます。
内部リンクはSEOのためだけのものではありません。
本来の役割は、ユーザーが次に知りたい情報へ自然に移動できるようにすることです。
関連する記事やサービスページが増え、それらが適切につながってくると、ひとつのテーマについてサイト全体で説明できるようになります。
たとえば「ホームページ制作」というテーマで、
などがつながっていれば、ホームページ制作についてさまざまな角度から情報を提供できます。
つまり、点だったコンテンツが、線になり、最終的には面になるということです。
クルムでは、ホームページを育てていくうえで、この「点→線→面」の考え方を大切にしています。
FAQというと、「記事の最後に5問くらい追加しておくもの」というイメージを持つこともあるかもしれません。
しかし、本来FAQは、ユーザーが実際に疑問に感じることを整理するコンテンツです。
たとえばホームページ制作であれば、
などがあります。
こうした疑問をあらかじめ整理しておくことで、ユーザーが問い合わせ前に感じている不安を減らすことができます。
つまり、FAQも単なる補足ではなく、コンテンツ設計のひとつです。
FAQを整理していると、「この質問は一問一答では説明しきれない」というものが出てきます。
たとえば、「ホームページ制作の費用はいくらですか?」という質問であれば、FAQでは簡潔に答えつつ、詳しくは「ホームページ制作の費用相場」の記事へ案内することができます。
つまり、FAQ → ブログ → サービスページという流れをつくることもできます。
逆にブログを書いている中で出てきた疑問を、サービスページのFAQへ追加することもできます。
コンテンツは、それぞれ独立して考えるのではなく、相互につなげていくことが大切です。
ホームページを運用していると、後から新しい記事が増えることがあります。
その場合、「公開時に内部リンクを入れていなかったから遅い」ということはありません。
新しい記事ができたら、過去の記事を見直して、
といった改善を行うことができます。
むしろ、ホームページは公開後もコンテンツが増えていくため、定期的に内部リンクを見直すことが重要です。
企業とユーザーの接点は、ホームページだけではありません。
地域ビジネスであれば、Googleビジネスプロフィールも重要な入口になります。
たとえば新しいブログを公開したら、Googleビジネスプロフィールの投稿から記事へ誘導することで、ホームページとは別の接点からコンテンツを届けることができます。
また、
などについても、ホームページとGoogleビジネスプロフィールの情報に大きなずれがないように整理しておくことが大切です。
ホームページだけを育てるのではなく、Web上の接点全体をつないでいくという視点が重要です。
SNSやLINE公式アカウントを利用している場合も同じです。
すべての情報をすべての媒体に同じ形で掲載する必要はありません。
たとえば、
まず知ってもらう、興味を持ってもらう
詳しく理解してもらう
提供内容や強みを確認してもらう
相談や申し込みにつなげる
といったように、それぞれの役割を整理することができます。
大切なのは、媒体を増やすことではなく、それぞれをどうつなぐかです。
コンテンツが増えてくると、
を人だけで整理するのは大変になります。こうした場面でAIを活用することができます。
たとえば、
などです。
ただし、AIが出した案をそのまま採用すればよいわけではありません。
最終的に、
を判断するのは人です。
クルムでは、AIをコンテンツ制作の代替ではなく、情報を整理し、設計を支援する参謀として活用しています。
この考え方を「AI統合型Web戦略」として整理しています。
→AI統合型Web戦略についての記事はこちら。
ブログ記事を公開すると、「これで完成」と思ってしまうことがあります。
しかし、実際には公開後からが運用のスタートです。
たとえば、
などを確認しながら、「この記事は役割を果たしているか」を見ていきます。
そして必要に応じて、
といった改善を行います。
クルムでは、ホームページを作って終わるものではなく、継続的に育てていくものと考えています。
そのため、制作時点ですべてを完成させようとするのではなく、まず必要な土台をつくり、その後、
ことで、サイト全体を成長させていきます。
このホームページ運用の考え方を、クルムでは「ソダテル」として展開しています。
→ソダテルについて詳しくはこちら。
SEOやコンテンツマーケティングでは、「良い記事を書きましょう」と言われることがあります。
もちろん、ひとつひとつのコンテンツの質は重要です。
しかし、それだけでは十分ではありません。
大切なのは、良いコンテンツが、サイト全体の中でどんな役割を持っているかです。
どれだけ詳しい記事を書いても、
状態では、その記事の価値を十分に活かすことができません。
だからこそ、ホームページ制作では、「コンテンツ制作」ではなく「コンテンツ設計」という視点が重要になります。
ホームページで成果を出していくためには、サービスページ、ブログ、FAQをそれぞれ別々に考えるのではなく、ひとつの情報設計としてつなげることが重要です。
そのためには、
という流れを考える必要があります。
ひとつひとつのコンテンツを「点」で終わらせず、点から線へ、線から面へ。
ホームページ全体でユーザーの疑問に答え、サービスへの理解を深めてもらうことで、サイトは少しずつ強くなっていきます。
「ブログを増やしているけれど、成果につながっているかわからない」「サービスページとブログがバラバラになっている」「ホームページ全体のコンテンツを整理したい」という場合は、お気軽にご相談ください。
Q1.ホームページのコンテンツ設計とは何ですか?
A.サービスページ、ブログ、FAQなどをそれぞれ単独で作るのではなく、誰に何を伝え、どのページからどこへつなげるのかまで考えて情報を設計することです。
Q2.ブログはたくさん書いた方がSEOに有利ですか?
A.記事数だけを増やせばよいわけではありません。どんな検索意図に答える記事なのか、既存ページと内容が重複していないか、サービスにつながっているかを考えて設計することが重要です。
Q3.内部リンクは後から追加しても大丈夫ですか?
A.はい。新しい記事やページが増えたタイミングで、過去の記事も見直しながら関連するページへの内部リンクを追加できます。継続的に見直すことが大切です。
Q4.FAQはブログとどう使い分ければいいですか?
A.簡潔に答えられる疑問はFAQで整理し、詳しい説明が必要なテーマはブログ記事として展開すると使い分けやすくなります。FAQから関連ブログへ誘導する方法もあります。
Q5.Googleビジネスプロフィールとブログも連携した方がいいですか?
A.必要に応じて連携すると効果的です。ブログをGBP投稿で紹介することで、検索以外の接点から記事へ誘導できます。ホームページとGBPの基本情報を揃えておくことも重要です。
ホームページ制作・Googleビジネスプロフィール等にでお困りの方へ
わたしたちクルムはホームページ制作・Googleビジネスプロフィール・動画制作などのご相談を承っております。詳しいサービスの内容や実績を知りたい方、課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にお問い合わせください。
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